運炭詰所





2014/3/11訪問  もちゃ はっしー シナ

3月11日、3人で夕張と大夕張を探索している最中に偶然に発見した遺構です。
目的地に向かう途中に雪山の裏にコンクリートが見えたので、ふと近くまで行くと半壊された状態で見つけました。

運炭詰所6号ベルトということで、このまま崖沿いに行くと1〜5号も見つかりそうです。
ただし情報が少なすぎて細かい事は一切わからないです、申し訳ありません。





積雪が深く、雪を漕ぎながら近づいていきます。
外見で見ると半壊していますが、ガラスなどはまだ残っている状態ですね。





建物の穴が空いているところまに着きました。
この時、開いた口が塞がりませんでした。





コンクリートはひび割れ、鉄は錆びて鉄筋がはみ出しています。
奥にベルトコンベアーが見えますね。そして天井がとても高いです。
下にちょっと降りてみます。





足場が少々危険な状態ですが、かろうじて上を撮影してみました。
右上の穴から石炭が出ていたのでしょう、それにしても左上にあるものが気になります。





因みに足場の様子です。厚さ2センチほどの氷の下は鉄と板の墓場になっております。
長靴でも危険でしょう、氷を割らないよう慎重に歩いて行きます。





かろうじて向こう側に行けそうです、滑る氷の上を歩いていってみましょう。
地下には上から流れた炭が溜まっていたのでしょうか、地下の右上が黒くなっています。





天井が低く、また黒くなっているのがわかります。
おや、向こうに鉄階段がありますね。上にいけるのでしょうか、向かってみます。

ちょうどその頃、後ろからシナさんと、はっしーが来たようです。





階段をあがってみました。階段は羽幌の立坑を思い出します。
そして階段の向こうは今までにない景色が広がっていました。





中段のようです。左上から石炭が流れていたのでしょう。
作業をしていた方の見慣れている風景は、時に私達のような知らない人の脳裏に焼きつく風景と変化します。

周辺を見て回ってみることにします。


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