北炭赤間炭鉱




2014/3/16訪問  もちゃ はっしー

3月16日、美唄芦別遠征の際、美唄の探索を終え、桂沢の方ではなく12号線から赤平を抜けて行きました。
赤平炭鉱には何度も訪問していますが、赤平駅の後ろにある赤間炭鉱には一度も行った事が無く、
いつも素通りして、遠くからしか眺めたことがなかったので、寄ってもらうことになりました。

赤間炭鉱は、1941年に開山、1973年には閉山という期間の稼動でした。
そのまま1999年までホッパー、原炭ポケット等が残されていましたが、今は解体されてしまい、
原炭ポケットの一部しか残されていません。





車を停めた位置から積雪1m強もある雪段を上り、少し歩いた所から撮影しました。
目の前の駅の裏道を車で走っていても見えないくらいの積雪です。
ここからだとまだ遠いので、もっと近づいてみます。





数分歩いても中々近づけません。道からは結構遠いようです。
向こうに赤平炭鉱の立坑櫓が見えますね。

因みにはっしーは積雪が嫌で車内なため、またまた単独です。




ついにこの積雪の中、辿りつきました。近くでみると大きいです。
おや、ポケットの下に入り口がありますので、入ってみます。





入り口、とはいえなさそうですが。足元も大丈夫そうなので行ってみます。
壁や天井が黒ずんでいることから、炭が落ちてきていた場所でしょうか。
管理人は建物についてもう少し勉強すべきですね(笑)





建物の中を歩いていると時折天井に何かがついています。
電気、でもなさそうですし一体なんでしょうか。そしてかつ、天井が低いので大変です。





振り向いて撮影したものです。
木の枠、配線がそのまま残っていますね。





炭が落ちてきていたところでしょうか。
今は木の屑や雪がたまり、何があったのかわからない状況になっております。





入った入り口から逆の方から出て、外観を撮影してみました。
圧倒されるほど高いですね。働いていた当時の彼を見てみたくなってきました。

窓のあとのようなものがたくさんありますね。ちょっと入らせていただきます。





中に入ってみました。足場の泥がぼろぼろで歩き辛いです。
先程の入った部屋よりは天井が高いです。奥まで続いていますね。





ふと足元を見ると窓枠が落ちていました。
となると、今入ってきた場所は窓だったのでしょう。
いくら見ても遺構の跡は懐かしく思えれば切なく思えてきますね。





出てすぐの所に看板が立っていました。
ズリ山階段の入り口でもある場所なんですね。

後ろにあるズリ山は赤間炭鉱坑内から出たズリがたまりにたまってできたもので、
777段あり、日本一のズリ山です。次点では長崎県の世知原町にある555段です。

炭鉱とは関係ないですが、夏に行われる「あかびら火まつり」でズリ山に火の文字がかかれます。
火まつりは7月の第三の金、土、日曜日に開かれるみたいですね。
いつか来て見たいと思います、その時にまた原炭ポケットに会いに来たいと思います。



レポートに戻る



inserted by FC2 system